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2012-11-26

悪の教典 感想文

まーーーーーーーた本ネタかい!
もうええて!!


いやいや、そんな皆様の心中お察し申し上げて
ついでに寒中見舞いの一つでも申し上げておきますが

興奮醒めやらぬうちに感想残しておきたくて。


書くのはもちろん


悪の教典
貴志祐介





まず一言で・・・・・・・・・・・・・・






Excellent!!

数日自分をじらした(w)成果と、私が貴志教信者であることを差し引いても

十二分に楽しめる作品だったと思います。



さて、ここからはネタバレ感想なので

これから読もうと思ってる方の為に反転仕様にしていきますね。

携帯からご覧の方は見えちゃう場合もあるので要注意。

あと、まだ上巻読んでるナグさんも見ちゃダメよっ!













内容は、人を殺す事をなんとも思わないサイコパスが高校教師になっちゃった。

「こんな教師はイヤだ」ランキングがあったら間違いなく1位ですねー。


人を欺くことに長けていて、ルックスも良く生徒や他の教師からの指示も高い。

ハスミンなんて愛称で親しまれているワケなんですが

裏ではあらゆる手段で邪魔者を排除し、性欲を満たす邪悪な面を隠し持っている。


上巻の序盤は、「人間失格」っぽいなーという印象。

太宰治生じゃなくて野島 伸司の方ね。

随分昔に加瀬大周が先生役でキンキキッズが出てたドラマあったの知ってる?

そんな印象だったんだけど、読み進めるにつれどんどん滲み出す貴志色。

「怖い!」んじゃなくて、「怖い予感がする!!」というイヤな感覚。

この人はもう本当にここを書くのが巧い。

読んでて何度身震いした事か。


イヤな布石を上巻でバラ蒔くだけバラ蒔いて、下巻でキちゃった大量殺戮♪

見所はやっぱり貴志さんお得意の「狩るもの」視点の描写。

モンスターに追われる中で、生徒の中にも隠していたモンスターを覚醒させる子も居て

おお!これでハスミン撃退できるかも???この子は助かるよね???

の期待も虚しく、バンバン撃たれていきますわなw


結末までは書きませんので自分で確認してねー



で、この作品。

他の貴志作品に比べると評価が意外に低い。(参考アマゾンレビュー)

なんでかな?と思って他の方のレビューを見てると

・IQ高いのにミスが多い。

・何人も手にかけてきたハスミンの過去の経歴見て疑われない方がおかしい。

・布石が回収しきれていない

はははーん。

物語にきちんとした結末や矛盾が無い事を求める人には酷評のようです。



しかし!!

自分の定規で物語をカタにはめるのはどうだろう?
先入観や常識を捨ててそこにある隠れた作者の仕掛けた罠に
まんまと引っかかってみましょうよ♪

アラなんて見えなくなるくらい全力で世界観にのめりこんだらいいじゃんなーい?


ミスをおかすところが、ただの殺人マシーンではなく
血の通っている人間だと思わせるのが怖い!

ミスをしてもなお悪魔的狡猾さですぐに次の手を打ってくるのが恐ろしい!!



ホラ、すごく楽しくなってきませんか?

布石が全て回収されないのも貴志作品ではちょいちょい見かけますが

フェイントであると同時に

全てを明らかにしない事で読者に想像を楽しむ事を残しておくための

作者の意図なんだと 勝手に思ってますw





そして今回は読後にファンサービスも。

ガッツポーズと苦笑いが出ちゃったwww

人が居るとこで読んでたら完全に危ない人だよね。ヨカッタ1人でw


「悪の教典」は怖さレベルで言うと「黒い家」くらい。

貴志作品には珍しく性的描写も多めだったのだけど、

この前レジで後ろに並んだ高校生君には刺激が強かったんじゃないかしら?w

スケールの大きい前作「新世界より」が好きな人には

物足りないと感じるとこもあるかもしれないけど

過去作品と変わらぬ面白さに加え新たな魅力が加わっているようで

ずっとファンでよかったなー。貴志さんありがとうと思える一冊でした。



私は小説を読む時には、矛盾や足りない部分を

想像で補うのがまた楽しいと思っています。

完璧に書かれていないからこそ自分を捕食される立場に置き換えて没頭できるホラーの世界。

こんなにゾクゾクする事ってまず日常では味わえない!!

没頭しすぎてオチッコ行けなくなったり泣いてしまう事だってあるけれど

私にとってここまで感情を揺さぶられるエンターテイメントって

やっぱりホラー小説の世界が一番なのですよね。




さて、今日は2巡目。もう慌ててストーリーも追わなくていいので
細かく登場人物1人1人を思って楽しもうと思いますw



伏せた部分も多いし、書く事で余韻を楽しみたかっただけだから
コメントは無理して書かなくてもOKよ~ん^^

2012-11-23

今日も本ネタ


悪の教典。

まだ読めてませんwww



隙あらば読んでやろうとカバンに入れて持ち歩いていたのですが

もうカバンの中に貴志祐介の新刊があると思っただけで

鼻息荒く興奮してしまうような状態なので(ヘンタイっぽいですね)

その興奮を数日楽しみ

さぁ!いよいよ読むぞ!!とページを開いて






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・???










こんな妙な書き出しする人だっけ?


















あぁっ!!!!

しまった下巻から読んでるあたし!!

ブックカバーつけてもらうんじゃなかったー
おかしいと思いつつ10ページくらい読んじゃったよー><






心が折れたので放棄。

もうちょっとしたら読もうと思います。






で、先に読もうと思って、前から読みたくて仕方なかった本を

アマゾンで中古ポチりました。

図書館に無いんやもん。


隣の家の少女
ジャック・ケッチャム



救われない、不快指数が高い、後味が悪い

などなど、コグマ心をそそるレビューが気になっててw


でもそんなに気持ち悪いのにベストセラーだとゆーことなので

どちらかと言えば内容よりも”読ませてくれる”であろう文章力が楽しみだったりします。

・・・・ホントだよ!?




あーまた本棚に怖い本が増えたってナグさんに嘆かれるー






今週はバイトめっちゃ頑張ってます!
毎日呑み過ぎで胃がちょっとアレですが今日も頑張りまうす。

2012-11-19

発作


うわああああああああ!!!!


   






悪の教典

読みたい!!!!(屮゜Д゜)屮



リンクは映画のやつ貼ってしまったけど

映画なんてどーでもよく原作が読みたい!!


日本で一番好きな作家が貴志祐介だと言うのに

最近図書館ばっかり行って本屋行ってなかったから

新刊出てたの知らんかったーーーー!!
(しかも去年)

あたしとしたことがーーーーーぬかったーーーー!!!





今ヤフーのトピかなんかで見てしまって発作起こした。

もう頭の中貴志ワールド一色。

ヤヴァイ。

仕事終わったら本屋にダッシュ!

するつもりだけど

それまでに我慢できずネタバレ覚悟でレビューとか読んでしまいそうだ。


ダメッ、ダメよ!!!

ガマンよーーー!!!!



最近没頭できる本に会ってなかったから

久しぶりに活字に身も心もゆだねて(*゚∀゚)=3 ハァハァできる


グフフフフフフフ・・・・・楽しみ・・・・・・

2012-10-08

グロいの嫌いな人はスルーしてね



また怖い本を図書館で借りてしまいました。



DSCF7906 のコピー

直球ですね。



中世ヨーロッパ、イギリスや中国、日本の残酷な歴史の本です。

超こえー。先日の怖い本の比じゃねー。

なのに出版はコアラブックス

名前は可愛いじゃねーかこのヤロー




いやでもこれね!すごい面白かった!

この手の本に多い、残虐な話を面白半分に書いてあるのではなく

民衆の心理だとかその時代の風習とかも含めて説明されてる。

例えば有名なギロチン処刑なんかは

興行として一般人に公開されていて たくさんの人が首が飛ぶのを見に来ていたり

ギロチンを模したお土産なんかも売っていて (現代で言う ご当地グッズってやつっすな)

「若きウェルテルの悩み」で有名なゲーテも観光ついでに買っただとか



最初は森の中で行われていた拷問を、より多くの人が見られるように

街の中で行えるよう工夫したり、パンピー参加型拷問があったりとか


宴会の余興として拷問が行われていたとか


人が苦しみながら死ぬのを見るのが

娯楽の少ないあの時代の人達にとっては、刺激的なアトラクションだったようなのです。




不思議な事にそういう目線で読むとですね

「免疫無い人だと吐いちゃうなーこりゃ」と言うくらいグロい拷問の数々が

”世界各地のご当地文化”くらいに思えてきちゃうので恐ろしいw



人間って残酷なモノを嫌悪しつつも潜在的に見たい、聞きたいという嗜虐性を持っていて

昔は原始的な形式を取っていたけど

現代ではホラー映画や小説を見る事で 黒い欲求が満たされているのかなと思います。


いやー、現代に生まれてヨカッタ!




ちなみに、この本によると「酒池肉林」と言う言葉。

中国の王様がやってた遊びが由来らしいよー

べっぴんさんの愛人のために、広い庭に柱をいっぱい立てて豚や鶏の丸焼き吊るして

池にお酒をなみなみ注いで、その庭で

裸の男性100人に裸の女性100人を追いかけさせて

それに混じって遊んでたらしいバカップル。

いやいや豪気だけどねw

酒池肉林、本当にやった人おったんや!!って思ってなんか笑えた(笑





どんなに考え抜かれて細かく描写された小説よりも

驚かされ、戦慄を覚えるのはやっぱり人間の所業だよねー。



注)
だいぶ良いように内容かなり伏せて書きましたが本当にエログロいです。
カニバリズムもガンガン出てきますのでご注意を。
が、歴史を紐解く面白さがあるので、
先日のアレのような
読後の気持ち悪さはナイです・・・多分。







追記
大変だ!!今晩弟が彼女を連れて鍋しに来る事に急になった!
昨日呑み過ぎて二日酔いだ!の前におねーちゃんどうしよう!?緊張します!

2012-09-30

やっぱ怖いのがイイ

こんにちはー。コグマだよ

しばらくサボっておりました。

ご当地グルメ食べに行ったりおうち呑みしたり

スマホデビューするかと思われたけど思いとどまったり

ネタが無いことも無いのだけどちょっと色々あって

ブログ書く気になれなかったので(汗







リハビリがてらに今日はですね、ドラマや映画になってる本の感想を書いてみます。




☆おいしいごはん~春日井米店☆
古沢良太



舞台は鎌倉。
お米屋さんの子供達3人と頑固親父の愛と笑いのドタバタコメディ。




語り手は、親たちの抗争に巻きこまれて迷惑している、えなり君っぽい孫。

ストーリー展開はですね



・個性豊かなキャラクター順番に登場!

・次々と起こる事件!

・事件が終われば雨降って地固まる!




どこを取っても

ベッタベタです。


ラストも想像通り!どんだけベタだよ!!




・・・がゆえに安心して笑って読めます。

読み物としては物足りないと感じるのですが、

脚本家が書いた(らしいよ)だけあって、本当連続ドラマを観てるような感じ。

ドラマの配役も書いてあるので、脳内でイメージ化しやすいのもそう感じる理由かなぁ。








☆フリーター家を買う☆
有川浩



本屋で見かけて気になっていたんだよねー。



タイトルからして、フリーターでも家が買えますよっ的な内容かと思ったら

買ったのフリーターじゃないしw



住んでる家族の関係や フリーターの就職活動がメインで

実際買う家のことに触れているのはほんの数ページ。


序盤は意外に重いテーマから始まりますが

後半になるにつれ段々軽くなってきますねー。


引き篭もってダメダメ生活してた青年が心機一転、幸せを掴む。

イメージ的には「電車男」みたいな感じ。


「うわー、こんなうまく行くなんてありえねー!!」

と思いつつ、ついつい応援したくなり


引き込まれてダーーーーーーっと最後まで読んじゃいました。


最後に、主人公であるフリーターの

仲間の視点での後日談があるのも良いです。




読んでる間は夢中になるし、読後はそれなりの満足感も得られるのですが

うまく行き過ぎてややシラケてしまい、「あーハイハイ良かったね。」と言う感じw



ちなみに映画観たことないけど、主人公は嵐の二宮君を置いて無いだろうと
読後調べてみたらまんまと二宮君だった!




今日感想書いた2点共

面白かったけど再読して噛み締めるような読み方はしないと思う。

あっ、なんか否定的になってしまったけど
頭と心を激しく動かさずにリラックスして読むには良いのではないかなーと思うので
今回はこの2冊を紹介してみましたー





今読みたいのは

読む人が精神に異常をきたすと言われている奇書
夢野久作のドグラ・マグラ


それから牛の目玉であんな事(言えない)をしちゃう
バタイユの眼球譚っす。

どっちも図書館に無いのだよー。アマゾンで買うしか無いかー。


ここんとこ軽めのしか読んでないんで
なんかすごい黒いやつが読みたい気分・・・ニヤリ



ちなみに今DVDでテレビドラマ「仁」を観ています。

毎回泣かせるぜー。

注射シーンが多くて怖いぜー。

観終わったら古いけど映画「CUBE」が観たいぜー。

SAWで散々怖い思いしたのに懲りずにホラーだぜー。






昨日ナグさんが寝言で

「お茶に戻る・・・・・お茶に・・・・」

と言っていたので、「何が?」って聞いたら

「お茶が・・・原子的に戻る感じ。」

と言ってた。

よくわからないけど可愛いからヨシw